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2006年8月30日 (水)

車に付ける省エネグッズ

 ガソリンが高いのを受けて、最近カーショップでは省エネグッズが注目を浴びているという。
 大体、数千円から1~2万程度らしいのだが、効果の程は?である。
 まず、効果を発揮する仕組みがセールストークを読んだだけではよく判らないのだが、効果だけは何パーセントアップと威勢がいい。
 特にただエンジンルームに設置するだけでokと言うのは眉唾ものである。
 磁気的な効果でガソリンの燃焼効率を促進しますと言われても、ガソリンに直接触れている訳で無し、離れたところから燃料系のガソリンにだけ効果を及ぼす様な磁気の絞り込みができる訳も無く、強力な磁気を放出しまくれば制御系にダメージを与えかねない。
 では電気的に配線してどうこうってやつは・・・これもコンピュータの制御に介入して誤作動させかねないので、効果があるとしたらかなり特殊な状況ではなかろうか。
 それならまだアーシングの方が電気の流れを良くしますと言うだけまともである。
 効果の程はノーマルの配線の接触部を一端外して、綺麗に磨いてから付けなおすのと大差は無いとしても。
 
 これらのグッズに仮に効果があるとして、どれだけ走ればペイできるのかと言う点がある。
 仮にリッター10キロ走る車にセールストークが話し半分として5%効果が出る機器を取り付けたとする。値段は計算しやすく1万円。
 そうすると100キロ走るのに10リッター消費していたのが、5%向上で9.52リッターとなり節約量は0.48リッター。 レギュラーがリッター143円として6.864円の節約となる。
 この調子で1万円の元を取るには14,568キロ走行する事になる。
 ドライブが趣味な人なら1年くらいで元が取れるが、年間5000キロも走らない人では3年以上掛かる破目に。
 しかも機械モノだから壊れない保証は無い。 良心的なメーカーなら保証は付けるだろうがせいぜい1年と言ったところだろう。 1年超えたら壊れることだって充分あり得るので、結局ペイしないで終わる可能性がある。
 それも車の調子を落とさないと言う前提で。
 5%程度なら、運転の仕方とタイヤの空気圧調整で充分向上できる範囲である。
 急の着く操作をしないことと、車線変更を最小限に留めて最短距離を走る様に心がけるだけで効果はあるし、高速を走るなら空気圧をほんの0.1kg/cm程度上げてやるだけでも違う。
 大体、ガソリンの熱量とエンジンが動力に転換できる熱効率は決まっているのだから、後付けグッズでそれが向上する訳がない。
 そんな金があるなら、ディーラーでしっかり点検してもらう方が有意義だろう。

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