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2006年10月 1日 (日)

「・・・ちゃんを救う会」の功罪? 命の値段

 先日『賠償金は3億円か』を書いたが、今回は命のお値段はいかほどか?と言うことで。
 難病の幼児が出てアメリカで移植手術だと言う話しになってくると、それに伴って「・・・ちゃんを救う会」とか言う組織がいつの間にか立ち上がっている。
 日本人の義理人情を表す行為だと思うのだが、これがまた結構な集金力を持っているところが中々のものなんだが。
 で、何やら2ちゃんに突っ込まれて記事にされている「救う会」があるそうで。
 記事とその「救う会」のHPを見てみたのだが、確かに夫婦揃ってNHKのプロデューサーとディレクターで都内一戸建て持ちと言う、普通に考えればセレブな一家と言えよう。
 にも関わらず、募金目標1億3600万ってのはどう言うことだ?と言うことで火がついた様だ。
 この手の話しの場合、両親の姿が見えるのだが今回の場合は全く姿を見せないのも叩かれる一因と言えよう。
 テレビやなんかで見聞きしているこの手の話しでは、せいぜい募金額は数千万と言った所。 億を超える額と言うのは記憶にないのだが。
 一応「救う会」では「親が最大限努力した上で足りない部分を助けてもらう」と言っている様だが、ここで疑問が一つ。
 2ちゃんでさらされている親の状況を見ると、家を処分するだけで1億は作れるし、NHK勤務で年収4000万とか言うのが事実なら、それだけでも1億近くは借りられる。 住宅ローンなら家の担保があるが年収の5倍位は行けるんだから、年収の2倍くらいならローンが組めよう。
 にも関わらず、1億3600万も要ると言うことは、アメリカでの治療費が2~3億掛かると言うことか?
 HPを見ても書いていないのだが、本当に治療費だけでそれだけ掛かる場合と、現地での順番待ちをスキップする為の資金が込みの場合のどちらなのだろうか?と言う疑問がおきる。
 前者であれば、アメリカと言う国は医療技術は最先端だが、医療環境は貧乏人には優しくないのが特徴で、ERみたいなのがゴロゴロあると言うのは、ギリギリまで我慢する貧乏人が駆け込む数が多い為と言う側面もある。
 当然先端医療は金持ち位しか受けられない位高くつく。
 だから幼児の移植手術となるとアメリカでも高額の医療となるのは判るのだが。
 後者の場合だと善意だけで語れない訳で、この手の話になると「日本では幼児の移植は認められていないし、待っていられないから」とか言われるが、でも外国に行ってそこの国の子供を押し退けて移植を受けるってのは、金で買っていると陰口を叩かれても文句は言えまい。
 仮に日本で幼児の移植を認めたとして、ドナーがどれだけ現れるかは判らないのだから、確実性を求めるならやはり海外で移植となるのは間違いない。
 で、思うわけだ。 他人を蹴落としてまでして救わねばならない命なのかと。
 募金が目標に届いていればよし、目標に届かなかったら死を待つだけと言うのは。ある意味残酷な話しである。
 そこまでして長生きさせて何を成すのかはその子次第だが、そこで寿命となってもその子の人生は決して無駄じゃなかったと思うのだが。

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