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2007年6月19日 (火)

イタリア旅行記その7

ヴェネツィアへ その2

 飛び上がったはいいが、気流が悪いのか結構揺れる。
 いきなりぶっ壊れたエレベータの如くストーンと落ちて、前の方から悲鳴が聞こえたが、まぁこれも飛行機の醍醐味って事よ・・・と思っているうちに心地よい揺れが眠気を誘ったらしく、首が前に倒れる。
 こんな状況では機内サービスなんぞある訳も無く、一人起きていた母曰く「ウェットティッシュくれた」だけだったそうな。
 晴れた昼間なら、左手にアルプスを見ながらのフライトだが、あいにく夜で雲の中では景色が見える訳もなく、窓の外は暗いだけ。
 そのうち右手に明かりが見え始める。 時間から行けば、そろそろ着陸に向けて高度を落としている頃で、右手はアドリア海。
 ヴェネツィア本島の明かりだと考えるのが妥当。
 大型客船がいるのか満艦飾で目立たせている。
 が、いまいち自信が持てなかったので、外を見ていた母には告げず。

 ヴェネツィア本島を過ぎてからしばらくして、マルコ・ポーロ空港に着陸。
 そしてまたもバスの移動(笑)
 ターミナルに入ると、結構広い到着ロビーは閑散としている。
 時間が時間だからかも知れないが、イタリアトップクラスの観光地の国際空港の規模を考えると、ちょっと寂しいかも?
 既に入国はミラノで済ませているので、そのまま荷物受取り所に向かう。
 どうせすぐ出てこないので、その間にトイレを済ませてターンテーブルで待つ事しばし、ターンテーブルが動き出して滑り台から荷物が落ちてくる。
 中々凝った仕組みで、ターンテーブルにセンサーがあって、荷物を落とせるスペースが無いと荷物は最後の段差の所で停まったままスペースが来るのを待っている。
 ターンテーブル上の荷物が少ないうちはバンバン落ちてくるのだが、荷物が適当にバラけて来ると落下はピタリと止まってしまう。
 荷物の中には「なんでこんなものを預けるんだろう?」と言うような小物・・・子供用のリュックとか・・・があるのだが、そんなものでも荷物は荷物と律儀にセンサーは感知して落とさない。
 そのうち、そのからくりに気づいたアラブなにいちゃんが、小物をポンポンと大物のスーツケースの上に載っけてスペースを作ってしまう。
 同じことをやろうかと思ったものの、他人の荷物を触ってあらぬ疑いを掛けられると面倒なので手を出さなかったのだが、アラブなにいちゃん「GJ!」である。
 だが、中々荷物は出てこない。 どうも一番先に積み込まれてしまったので出てくるのは最後になってしまったようだ。
 そのうち、異臭が周期的に漂う事に気づく。
 なんと言うか、くさやをもうちょいソフトにしたような独特の臭い。
 最初はなんだろう?と思ったのだが、特定のスーツケースが目の前を通るときに臭う事に気づく。
 他の荷物はピックアップされていくのに、コイツだけは何故か?周回を繰り返しているので、何時までも臭う。
 そのうち、そのスーツケースが通る時は息を止める様になってしまった。
 
 そうこうしているうちに、うちらのツアーの荷物が続々と落ちてくる。
 私のサムソナイトはもう傷だらけなのであまり気にはしないが、相方はキャリーケースはまっさらのヴィクトリノックス。
 それが蓋を下にして滑り落ちてきたのだから、ショックを受ける(^_^;)
 蓋のポケットにつけたミッキーの南京錠がこすられて、ネズミの顔が削られていた。
 普通の南京錠にしておけば良かったのにねぇ・・・
 荷物のロストも破壊も無く、全部の荷物がでてきた。
 イタリア人は仕事は遅いがやる事はやる。
 ヒースローのイギリス人の様に、スーツケースをこじ開けて中身を物色するのに忙しくて遅い訳ではない様である。
 もうポーターのいない時間なので、ピックアップした荷物を引いて外に出る。
 ここの場合は外に出るのに登ったり降りたりが無いので、別に苦にはならない。
 ここからは車での移動。 少人数なのでバスではなくミニバン2台となる。
 スーツケースをドライバーに預けて車に乗り込む事が、荷物とは別の車となってしまった。
 途中でどこかに行く訳では無いが、少々心細い。

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