首都高5号線閉鎖せり
8/3に発生した首都高5号線でのタンクローリー横転火災事故はとんでもないことになってしまった。
大量の搭載燃料が長時間燃えたことで、高架が長時間高熱にさらされてしまいコンクリートだけでなく鉄材までがダメージを負った様だ。
あの911でWTC倒壊に至った主原因が、突入した旅客機が長時間燃えたことで鉄骨が高熱で強度を落としてしまい、上部の重さを支えきれなくなったと言われている。
今回の事故も規模こそ違え発生した現象は一緒だけに、そう簡単に復旧はできないと思われる。
運がなかったのがこの区間が上り下り車線が重なっていて、下の車線で火事になり、上の車線の構造材を炙り続ける事になって結局上下線とも使えなくなったと言うことだろう。
これで5号線が使えなくなった訳で、C1から王子線で東北道に向かう/東北道からC1に入る流れが切れて、全て6号を経由する事になり箱崎近辺の渋滞が悪化する可能性が高い。 そして5号が血行不良状態では山の手トンネルが遊兵化してしまい、埼玉方面から中央道へ向かう車も一旦C1にでてから4号に入るので、C1の交通量が増えて渋滞を加速しそうである。
この事故でここ数年で施してきた対策が全てチャラになってしまった訳で、首都高の責任は少ない事故ではあるが、なんとか早期復旧をお願いしたい。
そして場所的に運が悪かったとは言え、一部が使用不能になった影響が首都圏の高速全てに波及すると言うのはどうかと思うので、外環道と中央環状線の全面開通や圏央道のスケジュール繰り上げをそれこそ道路特定財源を目一杯突っ込んで、最優先で図ってほしいものである。
九州あたりのタヌキの方が通行量が多い様な高速より、首都圏の方が遥かに重要だ。
工事費が10倍以上掛かろうが通行量は10倍では効かないし、人と物の移動で生み出される経済効果は計り知れないのだから。
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