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2013年5月11日 (土)

3Dプリンターで銃を作ろう!?

 何かの冗談だろうと思ったら、ほんとに3Dプリンターでこんな事やっている連中がいるとは。

 現行の銃のデータを使って、マイナーなモデルの少数ロットのモデルガンを作ろうっていうなら、日本ならまだ判らないでも無いのだが、いくらでも実銃が転がっているアメリカで実際に発射できる銃をわざわざ作ると言うのも趣味の範囲にしても無駄だよなと。

 動画を見た限りだと実銃のコピーではなく、プラスチックと言うか樹脂系の素材を使うことを念頭に置いた専用設計の様だ。
 流石に連発機構は付けられず単発で、しかも2発目は爆発したとか?
 動画では弾薬をどうしたのかは判らなかったが、流石に9ミリ以上の強力なヤツは使えなかったのではないか?
 .22LRあたりか、.25クラスまでなら何とかなりそうな銃のサイズだったけれど、それでも爆発だから、相当強度に不安がありそうだ。
 弾薬式にして薬室内で急速燃焼を経て弾頭発射させるから銃に強度が必要になる。
 ロケット式にして、点火したら弾体がそのまま噴射しながら発射されれば、必要な強度はかなり落とせる。
 M-72ロケット砲は砲身はグラスファイバーで、一発で使い捨て前提だからさして強度が有る訳でもない。
 後端から噴射ガスは逃がすから熱も困らないし。
 携帯する銃となると噴射ガスを真後ろに出すのは難しいけれど、角度を変えて逃がすのはそう難しい事にはならない。
 昔、専用ロケット弾を撃つ銃があってGun誌でレポートを読んだけれど、銃自体はさして凝った作りじゃなかった。

 問題は加速度がゆるやか過ぎて、至近距離ではまるで威力が無かったのと、ロケットの燃料部分も引き連れて飛んで行く構造上、弾体が大きすぎて噴射が終えてからの失速が大きかったと記憶している。
 命中率もそれほど高くなかった様だったし。
 至近距離でしか使えないのに、威力が足りないのでは使う意味はあまりないか。

 金属探知機に反応しないので飛行機に持ち込めるんじゃないか?と言う意見もあったが、あの大型のドライヤー並のでかさだと秘匿して持ち込むのは難しいと思うし、銃自体が写らなくても鞄の中で不自然なスペースがあれば検査官が気づくだろう。
 怪しければ鞄の口を開いて遠慮なく調べまくる。
 材質を最適化されて小型化が計れるようにならないと、ちょっと実用には掛ける気がする。
 と言うか、弾薬が従来のものならそこで写るんじゃないのかな?
 ここまで3Dプリンターでプラスチックをベースに作ってたら、使い物にならんだろうし。


 しかし、googleグラスを禁止するより、3Dプリンターでこんなものを作る方を先に禁止した方が良いように思えるけれど、あの国は不思議だわ。

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