イタリア旅行記その9
2日目 ベネツィア編その1 天候:晴れのち雨
昨夜遅かったにもかかわらず、朝は5時過ぎには目が覚める。
朝食の集合時間までかなり時間があるし、窓から空を見上げると晴れているので早朝散歩に出かける。
ホテルを出てサンマルコ広場へと向かう。 ホテルの立地はサンマルコ広場とリアルト橋の中間に位置したロケーションの良い場所なので、どこに出るにも便利なのは助かる。 ベネツィア特有の狭い小道とアーケードを潜って、サンマルコ寺院の横手から広場へと入る。
昼間は人でごった返すサンマルコ広場だが、この時間に出歩いているのはほんの僅かでカモメの方が多いかもしれない。
朝日を背にしたサンマルコ寺院やデュカーレ宮殿を撮影し、運河沿いへの移動する。
宮殿の前には何やら観客席がしつらえられている。
今日はレガッタの大会に当たってしまったようだ。
5月の最終日曜日にやると決まっているのかもしれない。
となると、バポレットの運行も怪しいので、午後のフリータイムの行動を制限されるかも?
大運河の対岸にあるサンタマリアデラサルーテ教会のクーポラに足場が組まれており、修復作業中のようだ。 あの綺麗な建物が拝めないのは実に残念。
それでもゆったりスキボーニ河岸のあたりを散策できたので良しとしよう。
ホテルに戻り、一端部屋に入った後朝食の集合時間にロビーまで降りる。
流石に昨夜が遅かったせいか、朝散歩に出たメンバーはいなかった様である。
本来ならホテル内の食堂で取るところだが、食堂が改装中で使用できないので近くのホテルの食堂でとる事になる。
リアルト方面に向かって連れ立って歩き、大運河のちょっと手前の小道に折れたところにあるホテルまで歩く。
ま、ワインでお詫びされている手前、この程度の不便は許容範囲である。
出ているのはハム・チーズ・スクランブルエッグにパン各種。
これから出国するまでこの朝食が続く訳で。
ハムの類はわりとおいしいのだが、パンはちょっと落ちる。
イタリアは総じてパンが不味いと言う。
そうは言っても他に変わりがあるわけで無し、ジャムをたっぷりつけてコーヒーで流し込む。
食事から戻るとちょっと時間があったので、部屋に一端引き上げた後改めて集合時間5分前にロビーへ降りる。
既に今日の現地ガイドさんは来ていた。
観光地の中でも特にヴェネツィアは観光客が多いので、現地ガイドさんは一日に何回転もすると言う。
イタリアの場合、資格を持ったガイドが案内しないと罰せられると言うこともあり、現地ガイドさんは引く手あまたなのだ。
イタリア人で無くとも資格は取れるらしいのだが、日本人がなるにはやはり現地で結婚して国籍取得するとかしないと難しいらしい。 自国民保護と言うことだろう。
別に客の国の言葉を喋れなくとも良く、以前のツアーでは最初に一言ふたこと挨拶したきりで、後は添乗員さんが喋り続けていた事があった。
イタリア語の一言は日本語だと延々喋り続けなきゃならない位の意味があるのかと、ちょっと笑った。 だってそのガイド、その後後から付いてくるだけで近くの犬と遊んでたりして過ごしていたのだから。
まぁそんなのと比べると、今回のガイドさんは日本語が達者なので聞く方は助かる。
Tシャツには某鰹節会社の名前が入っていたが、あっちでは意味不明な日本語が書かれているのが流行りなんだろうか?
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