イタリア旅行記その5
ミラノ・マルペンサ空港に着陸したB777は、誘導路をターミナルへ向かってしばらく走った後停止した。
窓からはターミナルが見えないが、スポット空き待ちか?と思いきやここで降りろと言う。
ボーティングブリッジでは無く、沖止めでバス移動と言うことだ。
到着ラッシュ時間帯だと得てしてこう言う目にあう。
それともB747みたいな巨大機が優先とか?
空港利用費って確か払ってたよなと思いつつタラップを降りる。
機首側の客を乗せた最初のバスは行ってしまったので、次のバスがくるまでの間乗ってきたB777を眺める。
普段至近距離で見ることの無い旅客機の大きさを感じる一瞬である。
こう言う事が出来るから一概にバス移動が嫌とは言わないが、飛行機に興味のない人にとっては利便性の悪さだけが印象に残ってしまうだろうが。
そうこうしているうちに迎えのバスがやってきたので、皆で乗り込む。
5分ほどあっちこっち曲がりながらターミナルへ到着。
我々の様な素人目にはまっすぐ走れば早いのにと思うのだが、やはり車が走って良いところ悪いところの線引きがあるのだろう。
どうせ乗り換えまでしばらく時間がある事だし、普段見れない空港を見れる状況を楽しんでいるので少々の事は気にしない(笑)
ターミナルに着いて早々やることは「入国審査」である。
別にアブない国から来た訳でない観光客相手であるから、管理官も実にいいかげん・・・いや、スムーズにスタンプ押して通してくれる。
スタンプを押すページもいい加減さにそれが現れているような(笑)
入国後、次に向かうのは手荷物検査である。
ここミラノは通過点で目的ではないのだ。
日程上の理由で今回はスルーしているが、ミラノと言う都市の作りが他の都市と比べて非常に現代的過ぎるのとサイズが大きい事のに魅力を感じないのだ。
11日くらいの日程ならミラノから入って南下なりミラノから出国と言ったコースで訪問しても良いのだが、特にブランド品の買い物が目当てでないのでナポレオーレ通りやガレリアには用が無い。
手荷物検査を通った後、一端添乗員さんの所に集合するが、まだヴェネツィア行きAZ1457便のゲートが確定していないのが判ったので、各自確認の上で搭乗開始の20時までにゲート集合となった。
出発まで搭乗開始まで1時間ちょっとであるから、すぐ確定するだろうと搭乗案内モニターの位置を確認した上で3人で回りをぶらつく。
カフェテリアもあったが特に腹が減っている訳でも無く・・・二食目が出たのは着陸まで1時間を切ったころである・・・ベンチを探して座って待つことにした。
しかし空港と言うところは意外とベンチと言った施設が少ないところである。
基本的に人が留まる事を想定していないせいだろう。
それでも母の分は確保出来たのでそこに座らせ、バッグを前に置いて相方とその辺が開いたら座るかと待ちに入る。
ベンチの横のスペースには何故かWGPマシンが展示してあり、子供がリアタイヤを回して遊んでいる。
近くには英語とイタリア語で「触るな」と書かれているが、子供はお構いなしなのは万国共通。
「僕もWGPに出てロッシみたいなチャンピオンになるんだ」と夢見ているなら微笑ましい限りである。いい歳したヤツがそう思っていたら結構生臭い気がするが。
そのうち父親が現れ、子供を連れてどこかに行ってしまったのを機に、搭乗案内の所に行ってゲートを確認し、ついでにカフェテリアで水を買う。
「アクゥアミネラァーゼ ナチュラル クアトロ プリバフォーレ」 ガス無しミネラルウォーターが4本出てきたので、一応通じた様である(笑)
一本1.5ユーロ。 日本円で200円を超える値段にユーロ高を感じる一瞬であった。
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