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2007年6月15日 (金)

イタリア旅行記その6

ヴェネツィアへ その1

 ちょっと集合時間には早かったがゆっくり移動したいので、早めにミラノ発ヴェネツィア行AZ1457便の出発ゲートへと向かう。
 案内板の矢印は下りエスカレーターを指している時点でいやな予感がしたが、降りてみてあたり。 目の前のドアの先は地面が見える。 またバス移動だ。
 そして降りた先にはベンチの類がない。
 既にほぼ一日移動に費やしているので少々ばて気味の母を連れていると、降りてきたのは失敗だったかとちょっと反省。
 とは言え、そもそも一方通行を想定した構造のせいで2階フロアに戻るには階段を登るしかないでは、時間もそう無い事だしとにかく待つ事にする。
 そのうち集合時間になって他の参加者も集まってきたので、搭乗手続待ちの列に並ぶことにする。
 しかし、流石は国際空港と言うか、ローマ行きの隣のゲートはベルリン行き。
 我々の並ぶゲートの隣はアムステルダム行きである。
 成田で言えば、大阪行きの隣でソウル行きのゲートが設定されているようなものかと。
 もはやヨーロッパでは域内の行き先は国内と一緒なのかもしれない。

 搭乗開始時刻を過ぎても、まだゲートは開かない。
 あわてても仕方がない。 ここはイタリアである。
 そうこうしているうちにドアの向こうにバスが停まり、搭乗開始となり早くから来ていたせいもあって、最初のバスに乗れた。
 いったい、どの機体に乗るのだろうと思いながら、窓の外をチェックする。
 夜の8時を回っているのに、まだ夕方の風情。
 これならサマータイムは有効だと思う。日本でやったら面倒なだけだけど。
 結構遠くまで来たなぁと思ったあたりで、飛行機が何機か駐機している。
 そしてバスは2機の間で停まった・・・が、ドアが開かない。
 それ以前にタラップが出てないじゃんか。
 どうやら機体を間違えたらしい。
 怒っても仕方がない。ここはイタリアである。
 ぐるっと機体の群れの回りを回った後、ある機体の機尾に停まった。
 目の前にあるのはMD81。 この機体は機尾にタラップを装備しているのであった。
 多分、空港のタラップの台数も限られているので、MD81の様に自前でタラップがある機体は重宝するのだろう。
 ただ、狭いのと少々角度が急なのは頂けないが。
 シートレイアウトは左2右3の5列で通路1本と言うナローボディらしい配置。
 細いので先の方が遠くに見える。
 今回の割り当ても後ろの方だが、エンジンの真横って訳ではないので。
 頭上の荷物入れに3人分の手荷物を入れ、ハッチを閉めた際に「パチッ」と言う音と一緒に右人指し指に痛みが。
 妙な所に爪先が引っかかったまま閉まったので、割れてしまったのであった。
 幸い深い割れ方はしなかったが、そのままにしておくには辛い。
 爪を整形するにも、つめ切りもスイスアーミーもスーツケースの中だから、ホテルまでここを引っかけないように気をつけるしかない。

 席のすぐ後ろで客室乗務員のにいさんねえさんが色々とくっちゃべっている。
 仕事の打合せと言うより暇つぶしのお喋りと言った感じだ。
 イタリア人は喋らないと死んでしまう生き物・・・マグロか?・・・なので気にしても仕方がない。
 出発予定時刻の20:35を過ぎてもドアは閉まらず、お喋りはやまず。 出発自体が遅れるらしい。
 後で聞いた話では、この便に乗り継ぎする客の飛行機が遅れている為とか。
 なんで遅れたかは飛んでから判る。
 流石に9時となると夜と読んで差し支えない明るさになってきた。
 そのあたりで出発準備が始まったようだが、元から遊んでいるようにしか見えない乗務員達なので良く判らない。
 そうこうしているうちに定刻より30分以上遅れて飛行機は離陸したのであった。

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