イタリア旅行その13
3日目 ヴェネツィア ⇒ フィレンツェ編 その1 晴れ後雨
3日目の朝。
今日は午前中にフィレンツェへ向かう為に朝食時間が早い上に、ホテルをチェックアウトしてから食堂に向かうと言うスケジュール。
赤ワイン一本のお詫びではちょっと安くないか?と思い始めた一瞬である。
それでも前夜にスーツケースに大抵の荷物はしまい込み、必要最小限のモノは手荷物のボストンバッグに詰めて準備してあるので、朝の仕事は殆どない。
天気も回復したので、またも朝の散歩に繰り出す。
今度はリアルト橋側へ。
サンマルコとは違った大運河の景色である。
リアルト橋の中央付近まで登って写真を取って岸に引き返す。
早朝にも係わらず、地元の人や働いている人向けのバールは既に営業中で、ショーケースには出来立てらしいパニーニや菓子パンが山盛りになっている。
だが今日は朝食が早いので一個買って食べると言うわけにも行かないのだが・・・気づいたら、見た目がおいしそうに見えたチョコレートの菓子パンを相方が買って食べていた。 まぁ朝食のメニューを考えるとこっちの方が良かったのかも?と思う。
母もヴェネツィアの象徴である大運河を橋の上から見物できて満足そうである。
前日に時間があればアカデミア橋からも見物させたかったが。
ホテルに戻り、スーツケースを外に出して部屋の中を最終チェックした後、ロビーに降りる。
冷蔵庫で飲んだものの精算があるので、早めにチェックアウトしないと皆に迷惑をかける。
フロントでの精算中、スーツケースが脇を通って船着場に運ばれていく。
並べられたスーツケース群の中に我々の荷物があることを確認した時に、添乗員さんと天気の話になる。
朝のテレビではトスカーナあたりは曇りみたいでしたねと聞くと、添乗員さんの見たテレビでは雨だと言っていたそうで。
イタリアのテレビの天気予報は人によって言うことが違うのだそうだ。
太陽が拝めないって事だけは一致しているから、良くはないと思うのが間違い無さそうだ。
ちなみに、あちらでは天気予報は軍のおっちゃんが軍服着てやっている。
軍装の見方が判らないので階級とかは判らないが、位が高いから正確とも言えないだろうなぁと思うのだけど。
日本の様に気象予報士やらお天気キャスターの女の子がやっている天気予報とはちょっと違う・・・まぁあちらのテレビに出る女性はほぼセクシー系だから、朝の天気予報ってイメージにはほど遠いが。
食堂で朝食を取った後、到着日と同じリアルト橋近くの船着場に移動。
そこから水上タクシーでローマ広場に向かう。
今回は一番最初に乗り込めたので、最後尾のオープンな座席に座る。
やはり運河の上は露天の方が気持ちがいい。
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