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2007年7月 5日 (木)

ぼくらはみんな、ここにいる の文庫版を買う

 大石英司氏の「ぼくらはみんな、ここにいる」が文庫になっていたのを本屋で見つけたので、購入。
 既にハードカバーを買って一回読んでいるのだけど。
 別に作者に儲けてもらおうってだけで買った訳ではない。
 読みやすいから買ったと言うのが強い。

 私の場合、本を読むのは大抵通勤時である。 
 その為、持ち歩きしやすくて読みやすい文庫版や新書版が一番しっくり来る。
 よく混雑した車内でハードカバー・・・大抵図書館から借りている・・・を読んでいる人を見かけるが、大抵の場合持っている荷物が少なくて網棚にカバンを置いて吊り革を確保できる位置で読んでいるのが多い。
 私の様に大きいカバンやリュックの保持に四苦八苦しながら、吊り革にも掴まれない場所しか取れないと、片手で扱えるものでないと辛いのだ。
 家でソファーに座ってゆったりと読むのならハードカバーも悪くないのだが、混雑した車内だとまともに扱えないし角が固いので人にぶつけないか心配だし、本も傷むし。
 私の場合は気に入ると何度でも読むのだが、ハードカバーを通勤時に読む労力を考えると、ちょっと割に合わないので、縁遠くなってしまう。
 図書館の本を混んだ車内で読んでいる人って、所詮他人の本だから気にせず読めるのだろうか?と思ってしまうのである。

 ま、立派な書棚があればハードカバーの方が見栄えがいいのだけど。

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