結局コパ・アメリカは不参加に
本来なら4月に会長が現地に行った時点で断っておくべきと思っていたのだが、ひょっとするとここまで結論を引っ張った事がベストだったのではないか?と思い始めた。
文字通り「想定外」の天災とはいえ、4月の時点で辞退してたらホストのアルゼンチンの慰留を振り切った事になる訳で、南米との関係は断絶とはいかないまでも、妙なしこりは残るから一端保留で相手のメンツは立つし裏で代理招待の国と交渉する時間も作れる。
Jリーグに対しては、本来中断期間としていた7月にリーグ戦を組み込まなければ、CWCの開催国枠の為に12/3に最終節をやって優勝を決めなきゃならないJリーグは回らないし、リーグ戦犠牲にして主力選手の招集なんてできる訳が無いので、海外組中心で集めるから足りない所の協力要請をと言う事で妥協してもらえる。
この妥協も恐らく「参加は無い」と言う前提から出たものと思う。
今まで「代表招集」で無理を聞いていたJリーグが、今回はあからさまに拒否の姿勢を見せてたのだから、無理強いしていたら後々の揉め事の火種になりかねない。
海外組中心にメンバーを組むのにしても、所属クラブは首を縦に振らないだろうし、恐らくこの時点でアルゼンチンや南米サッカー連盟が海外組招集に一肌脱ぐと言うのは、日本選手の為に欧州クラブと本気でやり合う気はく空手形に終わる事も読めていた筈だし、FIFAの介入も恐らく無いとなれば欧州クラブはまず選手は出さないので、海外組15人以上って高いハードルはまずクリアできない。
となれば辞退の言い訳は作れる。
欧州のクラブに関しては、ヒロミちゃんが足を運んで交渉事はやってた訳で、クラブのキーマンと顔つなぎが出来て今後招集にあたっての交渉もやりやすくなるだろう。
そのくらいの才覚があるからヒロミちゃんがあの役職にいるんだろうし。
そしてW杯から休み無しだった海外組は休暇が取れる。
こうしてみると、誰にも遺恨が残らない解決だったかなと。
案外、小倉さんって策士だったのかも?
強いて言えば当初の7月中断に合わせてミッドウィーク開催が多かったのに、7月にも試合が入っちゃったJクラブと選手に影響ありだが。
損したのは「Jクラブあっての代表」を理解できずに「代表の為にJは犠牲になれ」と吠えてた代表厨とセルジオ爺くらいか(笑)
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