Amazon

2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
無料ブログはココログ

« 2024年5月 | トップページ | 2024年9月 »

2024年7月

2024年7月28日 (日)

Jクラブの新スタ問題 湘南の場合

 Youtubeを見ていて割とヒットするのが、Jクラブの新スタ建設問題。
 今季は広島が市内の利便性の高いところに建設されたピースウィングをホームとして使用し始めて、市内には広島の紫とアウェーのカラーが溢れかえっている画像が結構上がってきていて、これこそ経済効果数十億ってやつだなと思う。
 昨季までのビッグアーチは広島市内からひたすら山に入っていく、それこそ市内には用が作れないような立地だったから、とりわけ目立つのだろう。
 試合のたびに満員になるらしく、収容人数は減っても観客動員数はかなり多くなっているのではないだろうか。
 新スタと言えば秋には長崎にもオープンする。
 長崎の新名所的な扱いになりそうな勢いだし、長崎も昇格圏内に入ってきそうなので、来季はJ1を新スタで戦うことになりそうだ。

 ただ、こういった成功例があってもうまく行かないのが新スタ建設。
 自治体とクラブが良好な関係を築いていてもポンと決まるわけでないのがもどかしいところだが。
 すでに満足ができるスタジアムを使っているところはピンとこない事態かもしれないが、老朽化した陸スタを使っているところは待ったなしの問題になる。
 大抵の場合、大昔に作っていて施設そのものが老朽化している上に、地震や天災の対応基準が古くて最近の基準を守れていない。
 バリアフリーの配慮も全くできてないかったりする。
 しかも陸スタでも古い考え方で作られた地方の施設だから、規模はでかい割には収容人数が少なかったり、観客を入れるって発想が薄いのか結構適当に作られてそのままというのが現実。
 陸上競技ってもの自体が「必要なのは競技場」って発想でトラックの外のことには無頓着だったりする。
 日本の陸上競技のイベントで満員近くまで入る可能性があるのってオリンピックくらいじゃないだろうか?
 これは陸スタに限らず、体育館やプールみたいな競技をやることしか考えてなかった時代の施設に共通するものだけど。

 最近見て動画を見て何言ってるの?な話題というと、湘南ベルマーレと平塚市のやり合い。
 Youtube見てるとうp主は好き勝手言ってるなぁと思う。

 湘南が新スタ問題が全く進展しないので、自分たちで専スタ構想をぶち上げたら平塚市がへそを曲げたってやつ。
 湘南サポが等々力で新スタ建設の署名運動してたときに署名させてもらった身としては、湘南が発表した案で新スタ作るのが最適案と思う。
 湘南の新スタ建設案に対して市は文句ばかりで、新スタをどうしたいのかって広く情報発信してないのが拗れてる一因に見える。
 湘南にしてみればライセンスに絡む死活問題で待ったなしなのは判っているだろうに。

 そんな専スタ建設に隠れているのか見えてこないのが現行の陸上競技場(レモスタ)をどうするのか?問題。
 湘南が新スタが欲しいって理由の一つがレモスタの老朽化と興行に適さない構造にあるし、レモスタは興行に耐えられるレベルにない。
 トラックを市民に開放するくらいならともかく、イベントをやるには施設が厳しい。
 J1のスタジアムはあらかた行ったけど、設備的にはここより酷いところはない。
 日立台のアウェーゴール裏席もアレだけど、あっちはまだ専スタだし。
 今の状況だとレモスタは10年持つんだろうか?って感じだが、10年後も手つかずでそのまま使わせる気なんだろうなと思ってしまう。
 公共施設ってのは寿命があって未来永劫使えるものじゃないのだが、適切に改修改築立て直しができないのは長期計画が立ってない様にしか思えない。

 専スタが無理なら、建て直して球技に適した陸スタに生まれ変わらせるのが当面の落とし所になるのではないか。
 現状では陸上の2種公認を満たせてるかもグレーだし。
 トラックをコーナーの角度調整してインフィールド大きく取ったり、水たまりや砂場をゴール裏とトラックの間に設けたらトラックギリギリまで客席は寄せられる。
 客席を寄せろってのは2種の要件にも入ってるんだな。
 スタンドを等々力の様に二層化して、客席角度を大きく見やすくすれば今よりコンパクトにしても2万は入るハコになる。
 等々力が専スタ化した後は神奈川で2万クラスのハコがなくなるので需要はあるだろう。
 
 平塚市の総合公園は良い施設だが、市の身の丈にあってない施設なのかもしれない。
 西神奈川地域の統合施設として県が乗り出してもいいくらいだけど、あの知事じゃなぁ。

« 2024年5月 | トップページ | 2024年9月 »