Log 2022/12/08 開戦
・開戦
12月8日となれば太平洋戦争開戦なのだが、今年は今ひとつ目立たない気が。
昭和も遠くになりにけり…ってことか?
・PC帰る
修理に出してた社給PCが修理完了で戻ってきた。
ただ、全くの出荷時設定に戻っちゃったので、WindowsUpdateとか業務用のソフトインストールやらやることがいっぱいあるのが頭が痛い。
一体いつやればいいんだよ?
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・開戦
12月8日となれば太平洋戦争開戦なのだが、今年は今ひとつ目立たない気が。
昭和も遠くになりにけり…ってことか?
・PC帰る
修理に出してた社給PCが修理完了で戻ってきた。
ただ、全くの出荷時設定に戻っちゃったので、WindowsUpdateとか業務用のソフトインストールやらやることがいっぱいあるのが頭が痛い。
一体いつやればいいんだよ?
日本ではあり得ないが、米国の拳銃所持を許可されている公的機関…要は警察官の事だが、仕事中には支給された拳銃の他にプライベートでもう1丁携帯していることが多いと言う。
故障・弾切れでメインの銃が使えなくなった時に文字通り「命を託す」存在だ。
携帯と言ってもポケットやアンクルホルスター等で隠し持てる位に小さく軽いモデルが選ばれる。
確実に弾が出る事以外の命中率とか威力は目をつぶってでも、隠し持てることが大事となる。
ただ、これは2丁持ってますというだけで、「2丁拳銃」とは言えない。
2超拳銃は2丁のソード・カトラスを振り回すレヴィさんのように、同時使用で火力を増す使い方でこそふさわしい。
だが西部劇でも、マカロニ以前で真っ当に?作られた作品だと多数の拳銃を持つってのは、金属薬莢に変わる前のパーカッション式の時代を舞台にした場合が多いように思う。
実際、装填が大変なのがこの時代。
パーカッション銃の装填動画があったので参考:https://youtu.be/pkK7RWLAQmQ
動画では黒色火薬を固めたペレットを使っているが、当時はそんなものはないので雷管を挿してシリンダー後部を塞いでから火薬をシリンダーに規定量注入し、鉛玉を入れたら転がりでない様に銃についた挿入棒でギュッと押し込む。
動画ではやってないが、他のシリンダーに火が入って暴発しないように弾の上からグリスを塗って隙間を完全に塞ぐ事もある。
1丁の銃で事足りる銃撃戦にならなかったら偉いことだ。
金属薬莢のピースメーカーの時代はまだマシだが、それでも
1 ハーフコックでシリンダーをフリーにする
2 ロッディングゲートを開く
3 エキストラクターでシリンダーに残った空薬莢を排出する
4 新しい弾を押し込む
5 ロッディングゲートを閉める
6 フルコックして発射
と装填には時間がかかる訳で、おおらかな時代とは言え銃撃戦のさなかに装填を待ってくれる訳もない。
こうなると2丁拳銃は伊達ではなく、実用性も十分にある。
もっとも2丁必要になるような人数と間違っても銃撃戦する羽目にならない様に、避ける手立てを考える方が先だと思うけど。
本当は違うネタを温めていたのだが、Twitterで陸士の拳銃訓練で「当たらない」と呟いたら本人が悪い的なフルボッコにあったって呟きがあったので、それに絡めて。
射撃・銃器の専門家集団に対して素人が意見するもんではないが、やり方としてどうなんだろうと思うところはある。
今では古さの目立つPDCA風に言えば
・Plan 訓練計画を立てる ≒ 射撃訓練計画を立てる
・Do やってみる ≒ 訓練
・Check 結果を精査する ≒ 結果を精査する
・Action 改善する ≒ 訓練計画の改善
となる。
PDCAの問題は
・回さないこと
・Pに時間を掛けすぎ
・Cがおざなり
・Aが的を得てない
とこんな感じになる。
詳しい話しは不明だが、P・Dをやった所でCが間違ってる感じがする。
Cは結果を分析するものであって、作業者の資質だの何だのと言った他の要因に答えを求めてはだめなのだが。
そんな状況でAができる訳もなく、同じPでDをするからまた同じことになるだろう。
実際に射撃となった場合、拳銃射撃は難易度がライフルやショットガンよりずっと高い。
ライフルやショットガンは、銃自体を肩付けして両手で保持するから安定する。
拳銃はグリップを握った手だけで保持するので、射撃精度を出すだけの安定を出すのは正しい指導を受けていてもすぐには出来ない。
銃自体重いので、それを伸ばした腕の先で支えるだけでピタリと静止させるのは難儀。
フォームを固めて銃が静止しないと、ちゃんと当たらない。
握り方一つでぶれ方が変わってくる。
その域まで行くのに消費する弾数が万とは言わないまでも千以上になる。
ちょっと撃ったらすぐ当たるという訳でないのだから、こういった訓練では長い目で見てほしいよなと思う訳だ。
拳銃で戦闘するって状況がどれだけあるの?ってところから、この程度撃てればいいって線引はされていると思うけれど。
弾だって高いから、湯水のように撃ちまくる訳にはいかないのだし。
西部劇と言えばカウボーイやアウトローが腰に巻くガンベルト。
腰パン?って高さでキュっと巻いて、ホルスターの下の紐で太ももにくくりつけて固定(されてる場合もある) ベルトには予備の弾が一発づつ挿し込まれ…
というのはマカロニウエスタンではお馴染み。
実際はあの高さでホルスターがあると、抜き打ちの時に上体が屈む形になってコンマ数秒を失うものらしい。
クィックドロウの動画なんか見れば解るが、ホルスターは腰の高さ。腰骨に当たる位置に銃口がやや前向きになる角度で装着する。
この位置で抜き打ちすると銃口が腿よりも前に向いてるから、自分の足を撃ち抜く危険が減るのと、同時に上体を反らせながら抜くことでより早くターゲットに銃口が向くことができる。
また、ガンベルトの弾も見てくれは良いのだが、あの当時の弾の精度だと乾燥気味の西部の気候でも黒色火薬が湿気ってしまう危険がある。
この湿気と言うのが厄介で、燃えないで不発なら良いのだが、湿気にムラがあったりすると、雷管の火が比較的乾いた部分に届いたら燃えるので、遅発になる危険がある。
不発だと弾を取り出そうとした所でいきなり発砲となるのは不発より怖い。
現代の弾は工場装弾なら水に濡れても内部に水が入ることは無いと言われるが、競技や狩猟で使う弾を自分でローディングした場合は、ギリギリを狙いすぎて事故る場合もあるらしい。
ケースを使い回す際に、大きく変形していたり傷があるものは避けるのだが、発射時に首が伸びてる場合は元の長さに削ったり、マグナム弾なら首の部分の角度を揃えるのにすぼめたりと、手間が掛かる。
そして流し込む火薬と雷管の発火の癖を合わせたりとか、装薬量の調整、弾頭のケースへの埋込む長さとか、命中精度向上のために色々とやることがあるので、自分専用弾を作れるメリットはあるが、何百発もやるような話しで無いからやれる事であって、アサルトでフルオートで撃ちまくるような使い方をするようなものではない。
西部開拓時代だとパーカッション時代よりはマシって事で、さして考えずにローディングしてそう。
求められる精度がそれほどでもない拳銃用に弾なら、あえてローディングしなくともメーカー製で十分使える。
もちろん銃との相性、「うちの子はウィンチェスターの弾に合わせてカストマイズしてる」なんてのがあるかもしれないが。
と、話しは脱線したけれど弾をいっぱい挿したガンベルト、実用性は無くてもカッコはいいなと言うお話し。
Amazonのprime videoの会員特典の中に、「究極の対決!世界の凄腕スナイパー」なるドキュメント作品があった。
尺も83分と適当な長さだったので試しに鑑賞。
<現物はこちら>
内容はアメリカで行われたスナイパーの競技会の模様をまとめたもので、コメンテーター役兼インタビュアーは元スナイパーだっただけに質問も的確。インタビュアーってのは専門知識をしっかりと持って無いと相手から本質を引き出せないし、コメンテーターって人種も日本のテレビみたいな馬鹿でなきゃ務まらないものとは違って、きちんとその場で最適な事を言葉にできなきゃプロとしてやっていけない。
参加者は米軍4軍に沿岸警備隊、州軍と警察から選抜されてきたチームが参加と、狙撃に絡みそうな部門を持っているところは軒並み参加している。
ここで勝てば文字通り全米一のスナイパーバディとなる。
意外だったのは、遠距離狙撃がメインの筈のスナイパーの競技会にCQB(近接戦闘)の項目があった事。
流石にこの状況でライフルは使わず、メインウェポンは拳銃となるが流石に上手い。
建屋に侵入して、的確に打つべきターゲットにダブルタップで二発づつ打ち込んでいく。
こういった状況に手慣れている警察チームは流石に良い感じで回っていった。
ただ、後半の競技から見るとかなり楽な部類ではあったけど。
そしてこういった事は良くある状況じゃないのか?と言うところで軒並み苦戦してたのがヘリからの狙撃。
振動とローターからの風で全くと言って良いほど当たらない。
軍隊の場合はこういったところ使うのは、狙撃銃じゃなくて機関銃で周囲にくまなくぶち込むやり方だしな。
ここでいい成績を出したのが、沿岸警備隊。
聞けば密輸船とかを相手にヘリから射撃することが多いのだそうだ。
なんで海の連中がいるのさとなってたのが、ここで一目置かれることに。
ラストは侵入・接近からの狙撃。
ギリースーツを着込んで森林・草原地帯を抜けてターゲットに近づくのだが、ギリースーツなんて職務で着る事なんかまずありえない警察チーム、通販で買ったスーツを着込んでの参戦。
写真じゃいい具合だったんだけどねとぼやいていたけれど、あまりにも不自然だったのが逆に良かったのか、軍隊チームが次々と発見される中でなんと最も近づいた位置からの狙撃となった。
ここでの結果が効いたのか、警察チームは好成績を上げることになった。
スナイパーの競技会って、もっと狙撃技術に特化したものかと思いきや、実戦であり得る状況を作って、更に精神的に追い込むところはかなりエグい。
こういう競技会がやれるのはアメリカならではだなと思う。
レッドサラマンダーって文字を久々に見た。
某進学校名を芸名にした人が、この前の選挙で10万払うから当選させろと言ってたタレントさんがなんか言ってたとつぶやき、不思議な計算をしていた。100億で47都道府県に2台づつ買って、466億で10台買えると。
某進学校では難しい数学は教えても、算数は教えてくれないのだろうか。
ネーミングセンスはどうかと思う。
火喰いトカゲって、消防局の持ち物でどうよって。
英語だとサンショウウオを指すんだからって事かもしれないが、ダダのトカゲでいいじゃないか。
サンショウウオって素早く動くイメージが無いんだけどな。
気になったので、レッドサラマンダーの現状を調べてみたのだが、ググっても今回の九州の水害に出動したって記事がヒットしない。 岐阜にも出ていない様だ。
出てくるのは2017年の大分出動位、あさってみると2018年の岡山にも出てはいる様だ。
問題はどんな活躍したのか?なのだが、具体的な活躍記録が見当たらない。
たった一台しかない機械で、今後も増強を消防庁が考えているなら、どれだけの活躍をしたかをアピールするものだと思う。
一台だけってのは言わば試験機なので、活躍かどうかよりどんなところで使えて何にはダメだったって確認をしているのであれば、災害現場って実戦機会を逃す訳にいかないと思うが、出し惜しみなのか実験できる状況…いい結果が出る現場でないってことが無ければいいが…にないのか、出ているオフィシャルな物はない。
買ったのは消防庁だが、委託されてるのが岡崎市消防局なので、そちらのサイトを見ても奥深いところに隠れているのかもしれないが、特に何も記されていない。
ググる時のパラメタを色々弄っても出てこない。せいぜいちょっとしたがれきをのっそりと越えていく絵位。
これで活躍したって言いきれるのかなぁと言うのが正直な所。
タレントさんも芸人もこんなのだけで大活躍だ!と判断できたんだろうかと。
映ってた瓦礫見てると、ランクルでも行けそうな感じだったが、ランクルは1億もしやしないな。
どう使うか悩ましい車両である。
まず自走出来るけど、発進基地から直接出ていける訳じゃなく、それなりのトランスポーターが必要。
サンダーバードだって、1号で偵察して前線基地を設けたところで2号がお助けメカを運んでくるんだし、大は戦車から小は土木機械までキャタピラ車両はトランポに載せるのがお約束。
ただ一刻も早く投入って事なら、それこそオスプレイに載せて移動ってのもありなんだが、流石にでかすぎる。
ヘリに吊り下げて運ぶにしても総重量13トン、積載量3トンだし。
トランポ込みで置ける広い敷地のある前線基地から、発進させるしかない様だ。
災害現場のすぐ近くまで寄せての出動って訳にはいかなそうだし、今回の様な水害だとある程度水が引いて基地設営できる位まで待たないとならない。
水陸両用とは言うものの、東京湾やら大阪湾を走る水陸両用バス程の水上移動能力は無さそうで、水の流れと水深のあるうちは素直にボートを出す方がよさそうだ。
そして気になるのは、日本の山村とかって結構急な綴れ折りの山道を進むような状況なのだが、連結したジョイントがあるにしろ全長9mでキャタピラ使ってるのに超信地旋回が出来ないから小回りが利かない。山岳地帯での投入は躊躇われそう。
デモ動画もそんな山道を右に左に進路を変えながら進む絵はなかった。
平地の水害後のヌルヌル路面なら使い勝手はありそうだけど、瓦礫の下に遺体があるかも?となるとキャタピラで踏み砕きながら進むのは気が引ける。
どこに使うか割り切れず、更に投入するとしたら大災害に限られるっていわば決戦兵器みたいな機械を維持管理訓練してくのって、無駄だよなと思う。
それなら、メガクルーザーと自衛隊の73式トラック、山岳地帯用に軽量小型なジムニーを組み合わせなら、トータル1億もしないし、普段の業務にも十分使えるので練度の維持にわざわざ訓練しなくても済む。
100年に一度の大災害に備えるのも必要かもしれないが、10年に一度位の災害ならもっと安く行けるだろう。
73式は東日本大震災で唯一どこでも走れた自衛隊車両と言われる、日本メーカーお得意の「こんな事もあろうかと」な忖度された車両だし、メガクルーザーの走破性の高さは高機動車の民間バージョンだけに並じゃない。
レッドサラマンダーって、現状ではとてもF-35よりいい買い物とは言い切れないのだが。
昨日の読売の一面にドン!と載ってたのがこのネタ。
年末でニュースが減ってるんだなとかんじたが、実際はどうなのか。
この話し、まず何を載せるんだって所が怪しい。
記事だと米軍ってなってるが、あのサイズだとカタパルトも降着装置も追加は厳しいから、F-35Bかハリアーを使うことになるが、F-35Bもハリアーも海兵隊しか使ってない。
そして海兵隊は自前の揚陸艦があるし、攻撃機は空軍や海軍のエアカバーの下でしか運用せんだろうし。
自衛隊で使うにしても、F-35の調達機数は増えたとして、垂直離着陸機能付のB型なんて、空自が持ってもA型より能力が劣るから嬉しくない。
ハリアーなんて、海兵隊から中古買ってまで持っても仕方がない。
海自にしても、空母は嬉しくても飛行機に予算取られてフネが減りましたなんて受け入れ無いだろう。
「いずも」を空母に改装にしても、最初からそのつもりで建造してたならまだしも、魔改造レベルだったら、一から作った方が安上がりだろう。
ヘリ空母機能を持たせてるから、後は飛行甲板の耐熱性を上げるだけって状況でも無さそうだし、10機かそこらじゃ艦隊のエアカバー位しか使えない。
どうせ金を出すなら、イギリスが意地で一番艦は建造したものの、二番艦の建造予算がつかずに計画が中に浮いてるクィーンエリザベス級を発注する方がましに思える。
長年空母運用やってて、軽空母の実績充分な英海軍の造ったフネならまず問題はないし、20機以上運用出来るなら使い勝手も良い。
それでも艦載機の問題はついて回るけど。
この人の作品のベストのサイズは、ノベルス上下巻で1~3日位の範囲で終わるクライシスものだと思う。
シリーズ化でも5巻が一番バランスがいいのだが、このところのシリーズは7~8巻に延びているのが間延び感を産んでる。
最近は陸戦中心になるので場面転換も大きくできないし。
この作品も陸戦中心だが、海空を出すと中国は海を渡らずに全滅するので、そこは縛りをかけたのが九州での本土決戦状態を作れている。
海は航空部隊ががちょっと出てきて、空は301のファントム以外はちょい役にもならない位徹底している。
その代わり陸は10式大活躍で戦車戦を展開。
ゴルフ場をズタボロにしての戦車戦はブルジョアの社交場をぶっ潰す感がひねくれててよろしい(笑)
理不尽な理由で戦場となった九州。
作者が鹿児島県人だけに、各県の性格を北側にかなり悪意を感じつつも表しているが、鹿児島と熊本は今までの歴史を思っても納得のいく勇猛さを出してる。
民兵が出るとしたら、このあたりが一番強いだろう。
米軍がオリンピック作戦やってたら、多分業を煮やして原爆投下は長崎じゃなくて鹿児島になったと思うし、ベトナム戦争にのめり込まなかった遠因になったかもしれない。
郷土防衛となると実力以上の戦闘力を出すのは良くある話しだし、遠征軍としては不十分な中国軍ならこれくらいの事は起こるかって気にさせられる。
この戦争は勝者が出なかっただけに、次のシリーズはもっとアップグレードされた戦争を描く事になる気がする。
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