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モータースポーツ

2021年11月23日 (火)

映画「RUSH」をアマプラで観た

 たまたまアクセスしたアマプラで、「RUSH」の見放題終了まで数時間という表示にあわてて観た。

 ニキ・ラウダとジェームズ・ハント、二人のF1チャンピオンの座を争う1976年シーズンを映画にしたもの。

 当時のF1を取り巻く世界の描写や、ニュルでのラウダの事故と復活までの壮絶さがよく出ていて、死亡率20%って言われた時代だったよなと。

 二人の決着はシーズン最終戦日本グランプリ(とは当時言えなかった)の悪天候で付く。

 破天荒な天才ハントと冷徹な天才ラウダの確執と友情というのがテーマなのだろうが、よく取材してるなと思った。

 傍で見てるなら楽しいハントと、話をするのが億劫そうなラウダ。どっちも直属の上司には持ちたくないレベル(笑)

 F1マシンも70年代はこうだったよねと懐かしくなる。

 ティレルP34なんて珍妙なものが走れた、ある意味おおらかだった時代。

 今のF1シーンよりは人間臭さが残ってて、それが80年代のホンダ登場で一気に駆逐されてしまった様に思える。

 そりゃ安全にはなったけれど、捨ててしまったモノも多かったよなと思いながら見てた。

 レンタル料払っても観る価値はあるか?と言われると、それはあなた次第としか言えないが、無料で機会があればオススメする。

2020年7月 6日 (月)

スポーツが戻ってきた

 先々週からJ2/J3が、先週からはJ1の試合がもどってきた。
 F1もオーストリアGPから開幕。
 いずれも無観客ではあるけれど、試合がやれるようになったのは大きな前進。
 土日でサッカーが5試合、夜からライブでオーストリアGPと、久々にDAZN様が大活躍。
 中断期間中はあれこれ企画ものを配信してたけど、ライブスポーツを売りにしてるサービスだしね。
 あ、プロ野球なんかもいつの間にか開幕してたな。見てないから判らないけど。

 ただ感染者がまた増えてきているから、入場者数の制限が外れるのはしばらく先だと思う。
 感染者が何やっても減らないなら、スポーツ興行に限らず人を集めるものは何もかも入場者制限される訳で、今年一年でも相当の被害が出てるだけに、来年もとなると耐えきれないところは出てくるだろう。
 オリンピックも無理だろうし。

 と、再開した試合のチケット争奪戦に敗れた週末に思うのでありました。

2020年6月17日 (水)

#村上もとか #赤いペガサス を発掘して読む

Dsc_3968

 在宅勤務だからと言う訳でもないが、作業場所が本棚に近いせいか積んどく状態の本を少しづつ整理が進むようになって、文庫本の中から発掘したのが『赤いペガサス』
 サンデーに連載が始まったのが昭和52年(1977年)なので、フジでF1が開催されて注目度が上がっていたころのお話し。
 レース漫画と言うより人間ドラマ的な所が、村上もとかの後の作品群に通じるところがある。
 序盤は色々と人気を上げるのに手を打っていたところが見受けられたが、評価が安定してきてからは本来のドラマに集中して、ボンベイ・ブラッドの設定は中盤以降は「どこ行った?」な位比重が下がってたし、F1マシンでの血液リレーなんて盛り上げも不要になったのが、とにかく1シーズン描き切れた要因だろう。

 ストーリーは70年代のF-1。
 数年前にGr5で大事故を起こして消えたケン・アカバが新興のF1チームサンダーボルトエンジニアリング(SVE)のドライバーとして復帰してきたところから始まる。
 ストーリーとは別に、実在のチームやレーサー達、実際にレースに出ていたマシンが描かれている様に当時のF1の雰囲気がよく出ている。
 こういった細かいところに手を抜かないところが厚みを出すんだなと。
 流石にあの時代のF1で年間7勝もすれば、余裕でコンストラクターズのタイトルは取れるって位に無茶なところはあるけれど、このSVEがとんでもないチームだったからまぁそうなるかと。
 1シーズンに4台もニューマシンを投入してくる様な真似は出来ん。
 F1デビューのSV009は空力に問題を抱えていたとは言え、小改造でポールを取れるレベルだったし、SV01は実戦で出た009の問題点をつぶした手堅い作り。
 SV01改はSV11までの繋ぎでSV01をウィングカーに改造した急造マシンだったとは言え、モナコで勝てる位ポテンシャルは十分だった。
 元からウィングカーとして開発されたSV11は、トップチームと肩を並べるどころか一歩先を行くようなマシンと、1シーズンに二人も事故死するわ、ケンも事故で数レース出場できなかったりと、速い事は速いがとても安定しない乗り手達を乗せてタイトルが取れるんだから、クルマが悪い訳が無い。
 いくら死亡率5割と言われてた当時のF1でも、1チームで二人も事故死はお払いに行った方が良いレベルだが、これだけのクルマが用意できるんなら、とんがった速さのドライバーを連れてくるより、ある程度経験のある堅実なドライバー乗せた方がもっと早くタイトルは決まってたんじゃなかろうか?
 そう思うようなチームでありました。
 この作品を超えるレース漫画って何があるだろう?と今でも思う。

 アマゾンではまだ手に入る様だ。
 

2016年12月 7日 (水)

F1フランスGPがポール・リカールで復活!

 F1にフランスGPが帰ってくる。

 それも政治的なつまらない理由と、低速なレイアウトで眠気を誘うマニクールではなく、ポール・リカールで。

 ポール・リカールの名前は、テストの開催場所でしか出てこない事が多かったが、実戦となると現代のF1はどんな走りを見せてくれるのか。
 
 気になるのは2018年からと言うところ。
 開催に合わせて手が入ることになると思うが、あのミストラルはそのまま残してほしいものだ。
 今のF1でミストラルをフル加速で駆け抜けたらいったいどれだけの速度を記録するか、興味は尽きないだけに。

 ドイツは復活しなかった様だが、アジア・中東ラウンドを削ってヨーロッパラウンドのオールドコースを増やす方が見応えあるんだけど、金の問題がついて回るF1だけに、ヨーロッパの復権は難しい気がする。

 それ以前にあのパワーユニットってヤツはどうにかならないものか。
 エコなハイブリッドが大事なのは判るが、せめてもっと官能的な排気音を響かせる様な形態にしてほしい。
 12気筒復活しろってわがままは言わないから。


2016年10月11日 (火)

高斎 正著『レオーネが荒野を駆ける時』を救出

 自由ヶ丘で開催された『女神祭』を渋谷に行ったついでに覗いてきた。

 流石はお洒落な街自由ヶ丘らしく、出ている露店も地域の商店街が出しているようで、普通の縁日の様な露店とは趣が代わってて、お洒落な食べ物と酒はワインにスプラッシュがメインと、ここまで拘るのも個性だよなと。

 そんな中、駅前ロータリーに古本の露店があったので覗いたら、%タイトル%があった訳で。
 ただの古本屋ではなく「本を森に帰す」と言う運動の一環らしい。
 そんな状況なので、テント内のテーブルに並んだ古本は脈絡がまるでなかった訳で、どんな集め方をしたのだろうと。
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 この作品、ノベルズで出た初版で読んだのだが、まだ何処間にあったはずと思いながらも自信が無かったし、100円なら良いかと、買ってみた。

 内容は富士重工のテストドライバーが夢見たバハ1000出場が、富士重工の対米輸出へのアピールを込めて、会社としてのプロジェクトとなり、テスト用に作成されていたフラット6を当時の主力車種レオーネをベースにした「スーパーレオーネ」に搭載して挑むと言うもの。

 SF作家らしい奇想天外なアイデアで掛かれた「~する時」シリーズも主要なレースや国産メーカーを一通りやって、パターンが確立していたが、このあたりまではまだ作者の「文通している様な会話」は無く、読みやすい。
 読むのにもレースの様なスピーディーなテンポで読みたいってのがある。
 その当たりが、段々ずれて言ってしまったのが残念ではある。


 しかし、アマゾンでまだ扱ってるとは思わなかった。
 他も有るならうれしいが。

2016年5月 1日 (日)

ホンダの意外なこだわり

 川崎の試合ではホンダがキャンペーンで各種のレーシングマシンを持ち込んでくる。
 大体はまたがっての記念撮影OKで、近くでは下の様なマシンでチビッコ用の試乗体験が出来るスペースもある。
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 そんな中、今回持ち込まれたのはこれ。
Photo

 (ググッて出てきた画像から頂きました。 多分ホンダのサイトだと思われ)

 このタンクのエンブレムを接写したのがこれ。
Img_4538

 なんと、ちゃんと金属製のエンブレムをタンクの窪みにはめ込んでいる。
 多分接着剤とかそのあたりで固定しているのだと思うが、重量に厳しいレーシングマシンで、こんな重さを許容してるってのもこだわりだなと。
 F1だとフェラーリがノーズのエンブレムは市販車と同じものを埋め込み、ヘッドレストはエンブレム入りの革でわざわざ作っていると言うが、ステッカーで済ませばコストも安くつくのに、わざわざ手間をかけてこんな事をするってのは、やはり遊び心ってやつなんだろうか?

2015年2月 1日 (日)

モータースポーツへの回帰

 今年からホンダがF1に復帰するのに続いて、トヨタもWRCにヴィッツで復帰する事を公表した。

 ホンダの方はマクラーレン1チームのみ供給で、マクラーレンから見れば自分たち専属で開発挿せられるうま味はあるけれど、他のエンジンメーカーが複数チームに供給している理由が出場台数を増やす以外にもある事を考えると、ライバル特にメルセデスに追いつくのに苦労しそう。
 市販車では新システムのハイブリッドで苦労しているが、レースでも妙な苦労はしない様に願う。
 噂ではアロンソはホンダエンジンの出来次第では今季は乗らない選択をするかもしれないと言われているだけに。
 
 トヨタはモリゾー社長自ら開発中のWRカーの試乗をやっているから、かなり本気度の高い参戦になるようだ。
 動画のヴィッツは現行車種だったが2017年参戦と言われているので、その頃だと新型に移行しているだろう。
 WRカーとなるとレーシングマシンの中身に皮だけ市販車っぽいものを被せればいいので、新型ベースで無くても開発は出来ると言うところか。
 次のヴィッツがどんなスタイルで出てくるかは判らないが、走るイメージを持ってくれていればいい。
 別に4WDでデカいエンジンに換装したスペシャルなモデルをラインナップしてくれとは言わない。

2014年11月17日 (月)

「F1 戦略の方程式」読了

 かなり前に買って途中まで読んでいたものの、どこかに仕舞い無くしてしまい、最近になってひょっこり出てきたので、やっと読了となった。
 ジップ付ビニールに入ってたので、どこかのアウェーに持って行った時にそのまま紛れ込んだんだろうと思う。

 本書はブリヂストンF1チームを率いた浜島さんの書き下ろし新書。
 重版したかは判らないが、初版をたまたま本屋で見つけて購入。
 ブリヂストンがF1に参入した1997年から撤退する2010年までの間で、タイヤメーカーの立場から経験した事を色々と書かれている。
 流石に企業機密にあたる事は専門的すぎる事は書かれてないが、F1中継を見るのに知っておくと楽しめそうな事をポイントに書かれている。

 安全の名の元に毎年レギュレーションをいじくりまわしているのが車を作る側の人間たちってのは、「マッチポンプ」って言わんかなぁと思う。
 超専門的な分野だからやれる人間が限られるのは判るけれど、それでも中立的な立場で仕事させないと不味いんじゃないか?

 しかし、F1をきっちり見てたのはブリヂストンがF1にいる間までだった様な。
 レギュレーションは段々訳が判らなくなり、マシンは不細工化に拍車が掛かり、コースは新しいところが増えている筈なのにどこも似た様な感じで、オールドコースは少なくなり…。
 ドライバー同士のバトルが減ってピットイン戦略が幅を利かせる様になったのは以前からだけど、見せ場を作ろうとして、かえって見せ場を無くしてます感がする。

 来年ホンダが復帰するが、果たしてまた見る気になる様になるかは判らない。
 成績はホンダがどれだけ予算を組んで出てくるか次第だけど。


 

2013年5月17日 (金)

ホンダがF1に復帰を発表

 ホントにやるんだと言うのが正直なところ。

 しかも組むのがいきなりマクラーレンと言うのも。
 以前、15年はメルセデスとの契約のオプションを持っていると言ってたが、オプションの行使はしないという事か。

 メルセデスからいい条件のエンジンが回ってこないのか、性能の割に使用料が高いのかは判らないが、ホンダの新エンジンが戦闘力を持までのつ1~2年は我慢して、勝負掛けられるようになったら優先権を行使しようって腹なのかは判らない。

 ただ、これ自体はリスクを負ったチャレンジになるから、マクラーレンにしてみれば勝算があっての事だろうけれど。

 問題はエンジンデータを取るのにマクラーレンの2台では足りないので、他の2ndチームも契約する事になるのだが、いったいどこになるだろう?
 開発の問題を考えると、2台のデータではあまり有効では無いだろうし。

2013年3月30日 (土)

今年もF1が始まった

 開幕戦のオーストラリアからマレーシアと見てきたけれど、今年もタイヤの持ちとピットストップが勝敗を左右する事になるようだ。
 マレーシアは序盤に場所により雨の降り方が違うと言う面白い状況ではあったけれど、それがスペクタクルを産んだかと言われると心もとない気がする。
 何週目にタイヤ変えて、どのタイヤがまだ残ってて、ピットストップがあと何回って事だけが重要に見えてしまう。

 昔の様に1レース丸々走りきれるタイヤを作れとは言わないが、せめて1レースの半分位は性能の絶対値は低くても安定して性能を発揮するタイヤにした方が、ドライバー同士のバトルの時間が増えて面白みが増すし、オーバーテイク用の装置も取っ払った方が面白いんじゃないだろうか?

 今年から日本人ドライバーはいなくなったが、日本人ドライバーがいないから面白くないと言う訳では無く、むしろそのへんの話しと言うか応援を延々とされることが無い方が実況がスッキリしていて良い。
 フジ的にはウリが無くて困るのだろうが、別にバラエティ番組じゃないのだから、そんなものを売らなくても淡々と実況すれば良いだけの事。

 来年はエンジンの大幅な変更が入り、1.6リッターV6ターボに統一され搭載燃料も大幅に削減されると言う。
 この様なエンジン・車体に影響のある大きなレギュレーション変更は、対応力の高いトップクラスのチームが優位になるものだが、今はエンジンメーカーが複数チームにエンジン供給するので、エンジンに関してはそう差は無いコンディションになりそうだ。
 その差が勝敗を分けたりするのだけど。

 みんながみんな未成熟なエンジンに足元すくわれてリタイヤの山を築く可能性もあるので、より派手なレース展開を期待できそうな気がする。
 その反面だれもリスクを犯さないつまらん試合になる可能性も高いけれど。

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